JR博多駅からほど近いロイヤルホスト春吉店。
前から博多に行ったときにはなんとなく前を通っていたけど所詮ロイヤルホスト。特に興味を惹かれることはなかった。
この看板に気がつくまでは。
??
焼肉??
なんのことなんのこと?
ロイヤルホストってファミレス違うの?
???である。
気になりすぎて思わず初めて入ってしまったロイヤルホスト春吉店。時間は深夜2時を回っていたと思う。
入り口には「焼肉は4時まででお願いします」といった張り紙が。朝の4時まで焼肉出来れば十分だろとつっこみを入れつつ、たしかに焼肉はメニューにあるようだ。
そして店内に入るとウエイトレスのお姉さんが開口一番「焼肉されますか?」だ。
少々うろたえる。
普通のファミレスならはそこは「何名様ですか?お煙草はお吸いになられますか?」なのに。
ここで「はい」と言えれば良かったのだがついうっかり「いえ」と答えてしまった。バカだった。
店内は今まで見たことのないような重厚な作りのロイヤルホストだった。
店の中央にはシェフがステーキを焼くようなでっかい鉄板があったりする。
こりゃあ大阪などで見かける量産型ロイヤルホストとは全くわけが違うようだ。これほどの高級感のある店舗なら焼肉をやっててもおかしくない。(どういう理屈だ)
しかしキョロキョロしてみるものの、焼肉をやっているような客はどこにも見あたらない。たまに肉の臭いがぷーんとしてきてもそれはステーキだ。
通された席は焼肉席では無いらしいがテーブルにはこのようなものが。
たしかに焼肉が出来る仕様になっている。しかしメニューを見ても焼肉のメニューは載ってない。
どうやら焼肉のメニューは別にあり、焼肉席に案内してもらわないと焼肉のほうのメニューはくれないようである。ウエイトレスのお姉さんに頼んでメニューを見せてもらっても良かったのだが、
携帯でざっと調べたところサイトにPDFでメニューが掲載されているようである。ここは慌てずに次に来た時の楽しみにとっておくことにした。
家に帰って調べてみてわかったこと。
・ロイヤルホストはもともと福岡の焼肉屋が始まりだった。
・福岡のロイヤルホストの店舗は今でも焼肉をやっている。
・焼肉は食べ放題メニューが2種類。
ほー、である。目からウロコ。
次の機会には食べてみるか……。
次の機会は二日後に訪れた!!早い!!
なんと
福岡@ラジ袋が新年会をするというのだ!!新幹線さくらで駆けつける僕!!
しかも都合の良い事に飲み会はJR博多駅すぐの場所だ。ロイヤルホスト住吉店にすぐ行ける距離。二次会にロイヤルホストの食べ放題に行きましょうとすかさず提案する僕。今回は4人だったので心強い。焼鳥屋にて芋焼酎をボトルで飲んでから意気揚々とロイホに向かう我々。
「焼肉されますか?」
「はい!」
奥にの席に案内される。焼肉席は奥のほうに設定されているようだ。
たしかにコーヒーやパフェ食ってる横で焼肉の煙がただよったりしたら嫌だ。
これが焼肉席だ!!
テーブルの網がオープンになっておる。ロースターはガス火だが遠赤外線っぽくなる仕掛けがあってなかかなか美味しく肉がやけるのだ。しかも無煙ロースターの吸引力がこれまた強烈。ファミレスと焼肉を兼ねている店ならではの配慮にうなる。
タレの入れ物は昔の焼肉レストランでよく見受けられた3つに区切られたアレ。懐かしい。タレ2種類と独自ブレンドの塩コショウを入れて食べられる。
タレの違いは正直よくわからんかったが、このブレンドされた塩コショウが妙に美味い。クレイジーソルトっぽい何かだ。
ここの食べ放題というのは、最初に運ばれた肉を食べきってから追加の注文が出来るスタイル。最初に運ばれる肉がなかなかのボリューム。かつ並べ方がやたら綺麗。美しい。さすがロイホ。ちなみに注文したのは2000円以下の安いほうの食べ放題コース。
どの肉も上品に小型に薄くカットされていてなおかつ味も妙に美味しい気がする。大好きな豚バラもメニューにあって嬉しい。あまり好きではない牛肉もここのは臭くない?さすがロイホ。
追加で豚バラを注文しまくって食べまくってやった。ソーセージまで手が回らない。
最初に出てくるサラダ盛り合わせ。
これが焼き野菜とかだったからひたすら鬱陶しいだけだが、サラダというのは焼肉を美味しく食べるうえで嬉しいものだ。しかしこのサラダは福岡産とかの地元野菜なのだろうか?やたら美味しい気がする。レストランのロイホだからサラダも得意っちゃあ得意なんだろうけど、あまりに美味しくてバクバク食べてしまった。肉もどんどん注文するが、サラダもお代りする。
結論からいってロイヤルホストの焼き肉食べ放題は最高だった。
博多に行った時に行きたい場所がまたひとつ増えた。
しかし福岡@ラジ袋のすぴ氏に言わせると
福岡は焼き肉食べ放題大国でもあるらしい。
ということはこれほどの実力を誇るロイヤルホスト焼き肉食べ放題も福岡では小物にすぎないのだろうか?引き続き調査したいものである。