むつみばし商店街を抜けると、そこは国際通りむつみばし交差点になる。
むつみばし交差点は国際通りでも重要な箇所で、近隣にはスターバックス、マクドナルド、どん亭、バーガーキングが立ち並び週末ともなると観光客や地元民でごった返している。そして我々が向かっている
バンボシュ国際通り牧志店もここにあるのだ。
バンボシュといえばランチ1000円ちょっとで焼肉やサラダや様々な料理が食べ放題。それにソフトドリンクやデザートも付いているという沖縄だけに店舗があるワンダーランドだ。
昨夜食べた焼肉ホルモンきたやもここの系列店。沖縄では知らない人がいないくらいの人気店だけど、地元では「え、バンボシュ行くのぉ?」などと見下されることもあるけど、あんまり馴染みのない旅行客にはたいてい大好評という、そんな立ち位置の店だ。てっちゃんが大好きで連れて行ってもらってから僕もドハマリしてしまい、沖縄に来る度に必ず行っているし下手したら2回3回訪れることもある。
バンボシュ国際通り牧志店。
何度目だろうか。初めて沖縄を訪れた時から毎回一度はここで食べている。それがしばらくリニューアルのために営業をやめていたそうだ。この時はリニューアルオープンに合わせて沖縄訪問のスケジュールを決めていたくらいなのだ。新しくなった国際通り店を一刻も早く味わいたく、てっちゃんと二人こうしてランチを食べにきた次第。てっちゃんも新しくなって初めての訪問だ。
これが新しくなった店内。
といっても皆さんにはわからないだろう。我々にもちょっとわからない。強いていうなら奥にあった座敷席が無くなっている。あとテーブル席のパーテーションが取り払われて風通しが良くなった。細かすぎる。
美ら海水族館を映し出す液晶モニターが。これは無かった。確実に新しくなった部分。女子高生が群がっている。国際通り牧志店も垢抜けたものだ。
サラダや肉をとってくるエリアは特に変らないように見える。そんなに変られても困るが。もとからあるものは全てあるようだ。
キングオブ肉の豚バラ。バンボシュといえば豚バラに始まり豚バラに終わるというそれほど重要な肉。肉エリアのお肉の並び方が綺麗になっていて、お肉の種類も増えたようだ。豚バラがあれば何でも良いけど、種類が増えたことは素直に喜ばしい。値段が高くなったということでもないし。
サイドメニューをどんどん取っていくてっちゃん。バンボシュはサイドメニューだけでも腹いっぱいになれる。いちども肉を焼かなかったなどという伝説もあるくらいだ。
いかの墨汁。バンボシュには沖縄郷土料理も用意されている。そういう意味でも旅行客にぜひ寄ってもらいたい。豚の内蔵が具になっている中身汁というマニアックなものもある。
豚バラにソーセージにチャーハンに焼きそば。コーンスープ。サラダ。てっちゃんの取ってくるものに無駄はない。さすがにバンボシュのベテランだ。
サイドメニューは日によってちょっとずつ内容が違っているが、チャーハンがある時は必ず食べたい。あまり主張をしない控えめの味付けが焼肉に実にマッチしているのだ。焼肉屋さんにチャーハンのあることはバンボシュ以外だとなかなか無いけれど、もし焼肉屋にチャーハンがあるならこういうのが正解なのだろう。
豚バラを焼いて食べていく。コンロの火が弱いかなと思ったら迷わず豚バラを投入することだ。ラードが垂れてさっそく火の手があがる。豚バラは着火剤とはよく言ったもの。扱いを間違えば大変なことになりそう。
バンボシュといえば沖縄そばとカレーも忘れてはいけない。ここまでで相当に豚バラの皿を重ねているけどこの2つは食べていきたい。バンボシュのカレーと沖縄そばの味を思い出そうとすると満腹のイメージ。いつだって最後に無理して食べていたのだろう。あの日も、その日も。
デザートはブルーシールアイスのソフトクリームが食べ放題だ。てっちゃんはそこにプチケーキをトッピングしてしまっている。
あれだけお土産やらなんやらもったいぶって売られているブルーシールアイスのバニラソフトがここでは食べ放題。さすがに美味い。なんど食っても美味い。飲み物はコーラーやウーロン茶など当たり前のものの中に、沖縄で大人気のルートビアがある。ルートビアにブルーシールアイスをソフトをフロートにするなんてことも。
沖縄料理、ブルーシールアイス、ルートビアと、バンボシュの中だけでほとんどまかなえてしまうという恐ろしさ。これでランチ料金1080円。土日はちょっと高くなるがそれで千円ちょっとでこれだけ充実できるところは中々ない。問題があるとすれば、これ食った後は何もしたくなくなってしまうことか。血糖値が上がりすぎなんだろうな。
バンボシュ 国際通り牧志店 (焼肉 / 美栄橋駅、牧志駅、安里駅)
夜総合点★★★★★ 5.0
昼総合点★★★★★ 5.0