バンボシュで腹いっぱい食べたので腹ごなしに近くのD-NAHAをひやかして行くことにした。D-NAHAはもともとダイエー那覇店、通称ダイナハが営業していたビルなので、DはダイエーのDだろうと推測する。現在はダイソーと、沖縄最大級の本屋であるジュンク堂那覇店、そして地下に沖縄特有のディスカウントスーパーのビッグワンが入っていて、何をするにも便利なビルになっている。せっかくなので地下の食料品をチェックしていこうというつもりだ。

かつてはダイエーの店舗は3つあったそうだ。2005年にすべて撤退。今のメインのテナントであるジュンク堂那覇店のフロアはでかい。ここで本を買って宿でごろんとなって過ごす沖縄生活を一ヶ月くらい送りたいなどと夢想したりする。食事はもちろんバンボシュで。これは嬉しい。もちろん夢でしかないわけだが。

道を挟んだ向かいの専用立体駐車場の前にゴミ屋敷があっていきなり夢から現実に引き戻される。こんなゴミ屋敷あったっけ。何度も来ているがぜんぜん覚えがない。ゴミ屋敷の時とそうでない時のあるゴミ屋敷なのかもしれない。ゴミ集積所?

地下のビッグワンの飲料売り場でペットボトル入りのルートビアを発見。新しいタイプに違いない。てっちゃんも初めて見たと言っているし。値段の高さは目をつぶろう。
リゴーのオレンジとコーラーが当たり前のように並んでいる。

セブンアップのこの安さ。ところでセブンアップとマウンテンデューとは何が違うのだろうか。Wikipediaによると、セブンアップの対抗馬はスプライトで、マウンテンデューの対抗馬は
スイートキッス(チェリオ!)であると書いてあった。ますますわからなくなった。セブンアップの会社はドクターペッパーを作っているところと同じ。それだけ押さえておけば良いだろう。

マウンテンデューとドクターペッパーのロング缶。ついでにコカコーラゼロのロング缶も。内地では普通はペットボトルなのでこのロング缶は見かけない。

パンコーナーをチェックするとオキコパンに占領されていた。内地人からしたら見たこともないパンばかり。
沖縄における2大パンメーカーは、
オキコパンと
ぐしけんぱんなので覚えておくと良い。沖縄特有の名作パンはたいていこのどちらかが製造販売している。

オキコパンの代表選手
ゼブラパン!
しかも、
かりゆしゼブラ!?
かりゆしウェアというのはハワイのアロハシャツに似た沖縄の正装。
ゼブラパンというのはオキコパンが誇る、クリームサンドのでかくて甘いパンだ。
袋にプリントされたシマウマが目印だが、そのシマウマがかりゆしウェアを小粋に着こなしている!?しかも
「夏はやっぱりかりゆしウェア」とか言って。
定番パンだけどてっちゃんもこの夏仕様は知らなかった様子。
いつもはこんなパッケージなのだ。
定番商品も侮れないということだ。かりゆしウェアを着込んでくるとはまさかである。

他にもオリオンベーカリーというところの、ピーナッツバターでコーティングされたような、たいへん甘そうなパンを見つけてそそられたのだけどバンボシュ食った後ではとてもじゃないけど食べられない。またいつか。