今週の放送では久々にDVDの映画紹介でもしようかと。
「クライモリ・デッドエンド」
ずっと前からDVDがあったのに諸事情で見てなかった映画です。
もはや置いてないビデオ屋も出てきてしまうのでは?という不安すら出てきてしまいました。取り上げるなら今年中しかないよな。前作「クライモリ。」は傑作ホラーでした。その続編は果たして?
「パルス-回路-」
黒沢清の「回路」のアメリカ版リメイク。
これもDVDがあったにもかかわらず完全に見るのを忘れていました!
見た感想は……ラジオで言います、たぶん。
言えなかったらここで書きますね。
あとは「ホステル2」「ゾンビ3D」「100年後」
……ひたすら古いのばかりが溜まっています。
ここのところアニメDVDのほうに気を取られていたからなー。
ひとつの事をやってると他が疎かになります。
とりあえず
「電脳コイル」だけは全話みましたから!
松本零士先生の戦場まんがシリーズの紹介です。
現在は「ザ・コクピット」というタイトルで、この時の単行本には入らなかった後々の作品も含めて、ひとつの戦争ものシリーズとしてまとめられています。
サンデーの「戦場まんがシリーズ」自体は全9巻でけれど、これはたまたま当時の便宜上のものです。松本先生は「ザ・コクピット」「コクピット・レジェンド」「ケースハード」「ハードメタル」などの名義で、同系統の短編漫画を、ビックコミック誌を中心に、ライフワークのように発表されていますので、”戦場まんが”というくくりのシリーズが実際にあるわけではないのです。
でもまあ、今回のラジオでは、最初にサンデーコミックスから出た9冊について語っていこうという趣旨です。なんせ初期に描かれた短編のほうが、明らかに名作が多いですし、番組中で述べた通り、この9冊の後半の巻の時点で、既に作品の質的な劣化が始まっているという見方も出来ます。サンデーコミックながら、昭和五十年代くらいの作品からビックコミック誌掲載のものになっていきます。とはいえ後々のシリーズでは、絵までもがあまり元気の良くないものになっているので、もうそれだけでこの9冊の時代は別格かもしれません。
番組中では触れれなかった小ネタをひとつ。
前述のとおり、松本先生の戦争まんが短編集としては、後の作品を網羅していない「戦場まんがシリーズ」ですが、実はサンデー掲載の作品でもすべてを掲載しているわけではありません。この収録漏れ作品は、小学館文庫「ザ・コクピット」の「ザ・コクピット4巻」に集中して収録されています。
おわかりですね?この時代のノリが好きな人は、戦場まんがシリーズ+小学館文庫「ザ・コクピット4巻」を揃えれば万全というわけです。ブックオフに走るんだ!
もえラジ+
http://www.voiceblog.jp/motemote/
2008/12/08 今さら知りたい「戦場まんがシリーズ」
【漫画】松本零士をバカにすんな!
【漫画】実はあまり戦争は描いていない!!
【漫画】ブサイクがカッコいい漫画!!
出演 ぶたお 坂もよ 戦硫酸